「知」のビジュアル百科トップ > 世界の文化と文明の図鑑 > コインと紙幣の事典
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エジプトの銀塊、中国の鍬形紙幣、
日本の大判小判から、ユーロ通貨まで、
古今東西500種類をえる世界の通貨を実物写真で紹介。
大英博物館の貴重なコレクションも多数掲載。
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エジプトの銀塊、中国の鍬形紙幣、
日本の大判小判から、ユーロ通貨まで、
古今東西500種類をえる世界の通貨を実物写真で紹介。
大英博物館の貴重なコレクションも多数掲載。

紙幣そのものはたんなる紙きれにすぎない。しかし、自らの価値を“表象している”ため、貨幣と認められている。
紙に印刷した文書という形で貨幣を扱う利点 を最初に認めたのは、中国人だった。
10世紀に、中国の支配者はあまり価値のない(金額の低い)、重い鉄の硬貨を発行した。人々は、硬貨を商人に預けて、 その代わりに渡してくれる手書きの預かり証を使うようになった。
11世紀初め、商人に代わって支配者が預かり証を印刷するようなった。これは、いわゆる 貨幣として公式に使用できるものだった。さらに、この方法をもっと簡単にするため、預かり証に一定の価値(金額)がつけられた。

お金への執着はあらゆる悪の根源であるといわれてきた。
確かに一部の人については当たっているように思われる。守銭奴は自分のお金に執着し、ほかの人から 嫌われる。
お金は、多くの人を犯罪に駆り立てるが、皮肉なことに幸運をもたらすものでもある。お金をたくさんもっている人が有利であるということを否定する人はいないだろう。
貨幣には幸運をもたらす力があるという迷信は多い。事実コインは古代から、悪魔払いや死後の安全な旅の保証、戦いのときの御守り、永 遠の愛を約束するものとして使われてきた。

中国と日本の近代通貨は、ヨーロッパやアメリカの商人がもたらしたドル銀貨を応用したものである。
ドル硬貨は絹、茶、金の延べ棒、磁器、大黄などと交換された。
ドル硬貨は“円形の硬貨”(中国語では“元”、日本語では“円”)と呼ばれ、従来の通貨に代わる貨幣の主要な形となった。
中国の硬貨鋳造は、紀元前 6世紀に始まりこれはのちに日本にも導入された。中国では、銀や金を重さで価値を表す貨幣として用いたが、日本人は独自の貴金属鋳造法を開発した。この2つの国は、紙幣の発達において重要な役割を演じた。
最古のコインの形
江戸時代の大判小判
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