海賊事典

海賊事典

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海賊事典

紀元前から19世紀まで、世界をふるえあがらせてきた各地の海賊がここに集結!
その略奪の歴史と血塗られた文化をビジュアルで紹介します。
イギリス海事博物館所蔵の貴重な写真、多数掲載!

2006年4月25日火曜日 初版発行

リチャード・ブラッド 日本語版監修 朝比奈一郎

定価2,625円(税込)

978-7515--2326-0

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海賊事典 - 目次 -

  • 1.海の盗賊
  • 2.古代ギリシャ時代の海賊
  • 3.ローマ世界の海賊
  • 4.北方の侵略者
  • 5.バルバリア海岸
  • 6.マルタのコルセアー
  • 7.プライベーティア
  • 8.スパニッシュ・メイン
  • 9.新世界のプライベーティア
  • 10.航海と海図
  • 11.バッカニーア
  • 12.武器
  • 13.カリブ海の海賊
  • 14.女海賊
  • 15.ジョリー・ロジャー
  • 16.海賊の財宝
  • 17.海賊と奴隷
  • 18.海上生活
  • 19.船での食べ物
  • 20.陸の生活
  • 21.インド洋の海賊
  • 22.絶海の孤島
  • 22.フランスのコルセアー
  • 23.アメリカのプライベーティア
  • 24.シナ海の海賊
  • 25.刑罰
  • 26.海賊の終焉
  • 27.文学の中の海賊
  • 28.映画と芝居の海賊

10.航海と海図

10.航海と海図

スパニッシュ・メインで海賊が成功したのは、彼らが、知恵、操船、戦術の面で狙った相手より優っていたからである。では、海賊はどのようにして獲物を発見 したのだろうか?

航海術は幼稚だった。彼らは、知識と経験と運に頼って、スペインの財宝船の航路をたどらなければならなかった。緯度は、太陽の位置を測っ てきわめて正確に知ることができた。だが、経度を知るのは難しいことだった。航海で最も頼りにされたのは、コンパスを除けば、海図だった。

16世紀初め に、スペイン船は「新世界」沿岸のかなりの部分を調査し、詳細な海図を作成していた。これらの海図は、海賊にとって貴重な戦利品となった。海賊やパッカ ニーアたちは、手に入れた海図によって、アメリカ沿岸を攻略することができたのである。

16.海賊の財宝

16.海賊の財宝

海賊たちは、船倉に黄金がいっぱい詰まっていると期待して、荷を満載した船を狙った。
運がよければ、乗組員全員が想像もできないほどの財産を手にすることができた。

1693年、トマス・チューがインド洋で襲った船から、一味は1人当たり3,000ポンドの分け前を得て、全員が大金持ちになった。イギリス海軍の水平の給料が月に1ポンドだった時代のことである。

しかし、このような素晴らしい獲物はまれだった。多くの場合、一味の分け前はもっとささやかなものだったし、価値のないかさばる物ばかりを積んでいることもあった。

27.文学の中の海賊

27.文学の中の海賊

世界の海軍力によって海が安全になると、人々は海賊の蛮行を簡単に忘れ始めた。多くの作家が海賊を、盗賊から悪漢あるいは英雄へ変えた。
しかし、海賊はい つでもロマンチックに描かれたわけではない。たとえば、『アメリカのパッカニーア』という本は、残虐非道な海賊の実態を事細かに記している。

また、有名な 『宝島』では、海賊は恐るべき悪党として描かれている。 しかし、この古典冒険小説も、海賊の埋蔵財宝探しを中心に物語が展開する。捕虜を、船板の上を歩か せて海に突き落とす刑罰と同じく、埋蔵された財宝の話は読む者を興奮させるが、いずれもフィクションであることに変わりはない。

ひとめで!

伝説の海賊たち
捕虜の唇をフライにした男
アメリカ大陸発見以前の地球儀
海の上では「肉」といえば「ウミガメ」だった
むち打ちの刑に使われた「九尾の猫」

わかる

国家から略奪の権利を与えられたプライベーティア
1595年、ジョン・デービスが発明した画期的な緯度測量器
ドクロの海賊旗が意味するもの
蒸気船の登場と海賊の滅亡
9世紀から18世紀まで隆盛を誇ったフランスのコルセアー

その知られざる世界

ギリシャ神話に登場する愚かな海賊
海賊を喜ばせた意外な戦利品
「海賊=悪者」とはかぎらない
プライベーティアにかわって登場したバッカニーア
勇猛果敢な北方の侵略者ヴァイキング

海賊事典

海賊事典

2006年4月25日火曜日 初版発行

リチャード・ブラッド 日本語版監修 朝比奈一郎

定価2,625円(税込)

978-7515--2326-0

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