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スパイの驚くべきテクニックをビジュアルで紹介!
情報収集のためにあみだされた特殊なメカ、潜伏生活の技術、
人知れず情報を送るための暗号など、スパイが危険な任務を
遂行できたのはなぜなのか、その秘密を解き明かします。
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スパイの驚くべきテクニックをビジュアルで紹介!
情報収集のためにあみだされた特殊なメカ、潜伏生活の技術、
人知れず情報を送るための暗号など、スパイが危険な任務を
遂行できたのはなぜなのか、その秘密を解き明かします。

スパイはさまざまな過去をもち、また多種多様な理由でスパイ組織に引き込まれる。
金の魅力に負けた者も多いが、なかには強い信念でスパイとなった者もいる。彼らは説得する必要もないので、「志願スパイ」と呼ばれる。また恐喝されてスパイとなり、ますますその深みにはまっていく者もいる。
情報を収集するために、目標となる組織にわざわざ潜り込んで職員になりすます「サクラのスパイ」もいる。しかし、外部から侵入するより、「最適のスパイ」、つまり内部の職員を取り込んでスパイに仕立て上げるほうが手っ取りばやい場合も多い。
彼らは賄賂や恐喝によってスパイ組織に取り込まれる前に、すでに信頼できる秘密の情報を入手しているのだ。

サイファーは秘密の伝言を保護するが、その伝言の意味するものを完全に変えたりしない。ワード・パズルのように、伝言の大意はそこに内包されたままである。
いっぼう暗号を傍受した敵は、キーを発見しようと懸命になる。情報機関はこうした任務につく「暗号解読官」と呼ばれる専門家を雇う。
代用サイファーを 使って、暗号解読官は文字を数えることから始める。例えば、英語では「E」はほかの文字より使われる頻度が高い。したがって、もしある伝言で「W」が最も 多く現れているなら、その文字は「E」の代用だと考えられる。
次の段階では、「E」で終わる2文字綴り語を探す。これは4つしかない。「he」「me」 「be」それに「we」である。
次に1文字で成り立っている語を探す英語には1文字綴り語はたった2つしかない。「A」「I」である。
暗号解読官は、こう いった、あるいはもっと複雑な技術を駆使し、膨大な時間をかけて、巧妙なサイファー・パズルを解読するのである。
確かにコンピュータはこの手順をスピード アップしたが、暗号解読官に要求されているのは、途方もない忍耐力である。
もっとも、17世紀モロッコのサルタン(国王)への伝言を解読した、アラブ人の 暗号解読官ほど忍耐強い者はいないだろう。この解読に彼は、実に16年もかけたのである。

進軍中の軍隊は、前方の状況と敵軍の兵力の判断を熟練した兵士にゆだねる。
しかし、こうした兵士がみんなスパイというわけではない。軍服を着て、公然と任 務を遂行する「斥候」もいる。もし斥候が捕まれば、戦争が終わるまで刑務所に収監される。
いっぽう戦時下のスパイは、逮捕されないよう変装し、秘かに情報収集する。もし私服を着た者が敵の陣営内で捕まれば、スパイとして裁判に付され、その刑……通常は死刑……は即座に執行されるだろう。
こうした過酷な刑罰 にもかかわらず、スパイはありとあらゆる戦争に関与してきた。
18世紀のプロイセン(ドイツ)王、フリードリヒ大王(1712-86)は、自分の雇ったスパイの数を自慢した。
あるフランス軍の美食家の将軍をからかって、フリードリヒ大王は「百人ものコックが奴のあとについていく……だが、朕の前には百人も のスパイが進んでいる」と冗談を飛ばした。
世界の「秘密情報機関」
スパイの七つ道具
コードネーム「ホワイトラビット」
寝返ったKGBスパイ
さまざまな盗聴器
伝書バトが運んだ「スパイ急便」
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吟遊詩人もスパイだった?!
エニグマ暗号機はどのように解読されたのか?
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驚異の密入国・密出国のテクニック
称賛か? 憎悪の的か? ……二重スパイの末路
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