「知」のビジュアル百科トップ > 世界の歴史の図鑑 > 古代エジプト入門
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古代エジプトの文化が、ここに!
ファラオや民衆の生活から、死後の世界まで、
貴重な資料とともに、古代エジプトの世界をわかりやすく紹介。
ナイルのほとりに栄えたエジプト文明が楽しく学べる入門書です。
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古代エジプトの文化が、ここに!
ファラオや民衆の生活から、死後の世界まで、
貴重な資料とともに、古代エジプトの世界をわかりやすく紹介。
ナイルのほとりに栄えたエジプト文明が楽しく学べる入門書です。

毎年訪れるナイル川の増水は肥沃な泥土を河畔にもたらし、農民はこの土地でエジプト人の主食である大麦やエンマー小麦を栽培した。収穫した穀物は倉に蓄 え、パンやビールに加工した。
また、この氾濫原では、タマネギ、ニンニク、ニラ、ネギ、インゲンマメ、ヒラマメ、レタスなどの野菜を育てた。そのほかに も、ヒョウタン、ナツメヤシ、イチジク、キュウリ、メロンをつくったが、柑橘類は栽培していない。
エジプトのパン製造人は、形も種類も豊富なケーキを焼 き、円錐状の陶製巣箱から集めたミツバチの糖蜜やナツメヤシの汁で甘味をつけた。
ナイル川のデルタ地帯や西部砂漠地帯のオアシスで実るブドウは、ワインの 原料にしたり、乾操させて干しブドウにしたりした。
下層階級の人たちは上流階級にくらべて、獣肉や鳥肉にはあまりなじみがなく、むしろ魚をたくさん食べ た。宴会でのごちそうは、カモ、ガチョウ、ウシのたぐいからオリッタス、ガゼルまで多彩である。そのほか、煮たり焼いたりしたブタ、ヒツジ、ヤギなども食膳に供された。

古代エジプト人の住む環境はまた、動物たちの天国であり、そこには、獣類、鳥類、爬虫類、魚類など多種多様な動物たちが生息した。
ナイルの谷の東側と西側 に広がる砂漠には、狩猛なライオンや野牛が、憶病なアンテロープやガゼルといっしょに生を営み、一方は勇敢にえものを狩り、他方は氾濫原ぞいの地域でのんびりと草をはんだ。
残り物をあさるハイエナやジャッカルが、鳥獣の腐肉を争って不気味な遠吠えをあげると、砂漠の夜のしじまは突然破られる。
ナイル河畔の パピルスの茂みには、オナガガモ、娩、ペリカン、ヤツガシラなど鳥が巣をつくった。川岸にはワニがひそみ、水中では悠々とかまえるカバのまわりをナイル産のバーチ(淡水魚の一種)やナマズが元気よく泳ぎまわった。
このような動物たちは、古代エジプトの絵画や彫刻にたくさん現れている。
この国では、動物は太 陽神の創造した“万物の体系”の一部であり、また神々が俗界で姿を変えたものと考えられていた。ヒエログリフにも動物のシンボルが数多く見られる。
7,000年前のミイラ
大ピラミッドの内部
光り輝く黄金の棺
砂漠に文明をもたらしたナイル川
ネコやワニをミイラにした理由
エジプトの人びとが食べていた果物
船で行われた交易
冥界の神オシリス
ヒエログリフ解読の鍵となった石
神殿で行われた儀式
ツタンカーメンの墓から発見されたゲーム盤
ファラオたちが眠る王家の谷