古代ギリシア入門

古代ギリシア入門

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古代ギリシア入門

古代ギリシアの暮らしが生き生きとよみがえる!
ミノス文明からヘレニズム時代まで、
その2000年もの長きに渡る歩みをわかりやすく紹介。
古代ギリシア文明を楽しく学べる入門書。

2005年7月10日日曜日 初版発行

アン・ピアソン 日本語版監修 豊田和二

定価2,625円(税込)

978-7515-2318-X

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古代ギリシア入門 - 目次 -

  • 1.ギリシア世界
  • 2.ミノス文明
  • 3.ミケーネ文明
  • 4.トロイアへ
  • 5.ギリシア世界の拡大
  • 6.女神アテナとアテネの町
  • 7.アテネの権力と政治
  • 8.神々と英雄たち
  • 9.祭礼と神託
  • 10.神殿
  • 11.家庭生活
  • 12.ギリシアの女性
  • 13.ギリシアの子どもたち
  • 14.娯楽とゲーム
  • 15.酒宴と晩餐
  • 16.野外劇場
  • 17.肉体の美
  • 18.着やすい衣服
  • 19.ギリシアのスポーツ
  • 20.学問と美学
  • 21.壺と容器
  • 22.農業と漁業、食料
  • 22.工芸、旅、交易
  • 23.戦争
  • 24.スパルタ
  • 25.科学と医学
  • 26.死と死後の世界
  • 27.アレクサンドロスとヘレニズム時代

神々と英雄たち/ヘラクレス

神々と英雄たち/ヘラクレス

もっとも偉大な英雄へラクレスは、ゼウスと人間の女性の間に生まれた。
ほんの赤ん坊のとき、彼を襲うために送られてきた2匹のヘビを素手で紋め殺し、英雄 となるべき人物であることを示した。

ヘラクレスはエウリュステウスという王のため、有名な12の功業をなし遂げた。
第1の功業では、へラクレスはネメアのライオンを殺し、この壷絵に見られるように、その皮を身につけた。

ここに見られる功業は、ステュムパリデスの鳥退治である。この鳥たちはペロポネソス半島 北東部の湖の近くにすみ、作物を荒らし、毒をもった羽毛で人々を傷つけていた。
そこでヘラクレスは鍛冶の神ヘファイストスにもらった青銅製のガラガラで脅 し、パチンコで打ち落とした。へラクレスは強く勇敢だったが、酒と女が好きで、多くの浮き名を流した。

22.農業と漁業、食料

22.農業と漁業、食料

ギリシアはやせた土地が多く、農家の生活は楽ではなかった。

ギリシアの農民は春に畑を耕し、秋にもまた耕した。牛に引かせるすきは木製で、先端に鉄をつけ て刃を鋭くしたものもあった。
農夫はすきのあとについて歩き、大麦などの種を手でまいた。そしてゼウスや、穀物の女神デメテルに、豊かな収穫を祈った。

丘の斜面にはブドウ畑が広がり、日に干して干しブドウにしたり、ギリシアで最も人気の高い飲み物であるワインをつくった。
町や村の多くは海の近くにあり、青銅製の釣針を使ってさまざまな魚を釣り上げた。

裕福な人々は、野生のシカ、イノシシ、ウサギなどの狩りをしたが、貧しい人々は、特別な祭礼のときしか肉を 食べることができなかった。
このような祭礼には、動物がいけにえとして神に捧げられ、それから参拝者全員に分配された。

10.神殿

10.神殿

ギリシア人の生活では宗教が重要な位置を占めていた。したがって古代ギリシアの神殿があらゆる建物のうちで最も大きく、美しいものであったのも当然であろう。
そこには政治的な目的もあり、都市の勢力や誇りを表すものとして、あるいは市の守護神に戦勝の感謝を捧げるために建てられることも多かった。

神殿は石灰岩や大理石で建てられ、天井や屋根は木でつくられた。
屋根がわらには、テラコッタや石が用いられた。

神殿の建設には多数の労働者を動員しなければならなかった。巨大な石材を、採石場から牛車で運ばなければならなかった。これらの石材を、現場で石工たちがハンマーや槌を使って造形した。

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古代ギリシア入門

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2005年7月10日日曜日 初版発行

アン・ピアソン 日本語版監修 豊田和二

定価2,625円(税込)

978-7515-2318-X

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